デジタルシネマパッケージ(DCP)制作の事業を技術顧問として立ち上げて紹介してもらえました

デジタルシネマパッケージ(DCP)制作の事業を技術顧問として立ち上げて紹介してもらえました

日記ブログだからこそ付けられるブログタイトルです。

最近、基本はリモートワークをメインにしながらも、映画製作や映像制作関連の新規事業立ち上げに関わることが多くなり、その内の1社がプレスリリースで筆者を技術顧問として紹介*1してくれました。

20年近く、映画、放送、配信関連については一通りやってきたので、それらの経験が役に立てば良いなと手伝わさせてもらっていました。

と、せっかく紹介いただいたので、筆者からも合同会社ユメキラメクを紹介させていただければと思います。

目次

監督として映画作品を制作しながら事業運営も行なっている

合同会社ユメキラメクの代表、川北ゆめきさんは、ずっと映画業界で映画製作をされてきました。

2023年は劇場公開作品で『まなみ100%』公開し、全国で順次ロードショーで進行しています。

筆者が今回、技術顧問としてデジタルシネマパッケージ事業の立ち上げを始めたのも、この時期です。

映画製作の経験を事業に活かす

映画製作の経験に合わせて、映像フォーマットのことやカラーフォーマットについて、専門的な知識を深掘りしたいというというのがきっかけで知り合いました。

世に出ている映像作品には、せっかく多額の費用をかけて製作しても、デジタルデータの取り扱い方を間違えていて、制作過程のパートを通して劣化を重ねたデータでマスタリングしてしまうものも少なくありません。

最終的に視聴者が見ているものは、もしかしたら、理想の品質を保てていないものを見ているかもしれないのです。

しかし、映像作品を自分で制作して最終的な出先の入稿フォーマット、例えば、今回は劇場公開用のデジタルシネマパッケージなどを、極力劣化しないようにベストな状態でマスタリングできるになれば、多くの事業機会を得られます。

今回は、そんな背景もあり、デジタルシネマパッケージ制作の新規事業を手伝う*2ことになりました。

今後も新しいアーカイブフォーマットにシステムを対応させて行く予定

今後も新しいアーカイブフォーマットにシステムを対応させて行く予定

DCP事業を立ち上げると、合わせてIMF(Interoperable Master Format)というデジタルメディアーカイブフォーマットを扱う事業にも横展開が可能になります。

海外では、このDCPとIMF、二つのフォーマットは標準的に使われていますが、日本の場合、大手を除いて、まだ一般的に扱われるデータフォーマットではありません。

しかし、DCPやIMFを事業として扱える映像制作プロダクションが増えれば、世界中に映像作品を展開するプロセスに変化*3を起こせます。

今回そのうちの1社が合同会社ユメキラメクになり、今後、さらに様々なフォーマット対応を中心に事業を横展開させて行く予定のようです。

展開がすごく楽しみです。

DCP事業

DCP制作サービス公式サイト|合同会社ユメキラメク

デジタルシネマパッケージ(DCP)制作に関する参照や脚注などの情報

  1. 映画館でデジタル上映するために必要なデジタルシネマパッケージ制作事業を開始しました。|合同会社ユメキラメク(PR TIMES) ↩︎
  2. デジタルシネマパッケージ制作サービス【DCP事業】のお知らせ|ユメキラメク ブログ ↩︎
  3. 映像作品の素材をまとめてパッケージ化して海外出品などへの出力が容易になります。 ↩︎
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執筆者

小林玲王奈のアバター 小林玲王奈 ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

ユニコーンコンサルティング®株式会社 代表取締役

ユニコブログ®を運営している
小林 玲王奈です。

映像音響技術者(映像音響技術者(2007年7月1日取得)

SMPTE Professional Engineer Member(Since 2016~)

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大前経営塾第10期卒塾生(現:BBT経営塾)

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